シア・バティスタ・ペルゴレージ のバックアップ(No.18)

ジョヴァンニ･バッティスタ･ペルゴレージ（1710-36）
イタリアの若くして夭折したオペラ作曲家。
本作中のペルゴレージは陽気に歌って踊るのが大好きなミュージカルガールだが、古典派音楽のこの時代、ミュージカルという概念自体が存在しなかった。
高級で品格あるオペラを、より庶民的、より身近な題材、より親しみやすくわかりやすい題材として「オペラ・ブッファ」という形式が生まれたのだが、これをミュージカルの萌芽としてキャラクター付けされたのが本作のペルゴレージと言える。

1733年オペラ･セーリア「誇り高き囚人」を発表し、これ自体は失敗に終わってしまうがこの作品の幕間劇として作られた「奥様女中」が受け、オペラ・ブッファの草分け的存在として音楽史に重要な足跡を残す。
1734年にはナポリ楽長にまでなるが、この時期には既に結核が悪化しており2年後にはポッツオーリの聖フランシスコ修道院に身を移し「スターバト・マーテル」を病床の中作曲し、これが最後の作品となった。

あまりに短い生涯だったため彼が本格的に評価されるのは死後であった。
同時に本人が既に口出しできないのをいいことに名前を騙られることが多く、この混乱は20世紀に入ってもなお続いていた始末である。

なお音楽魔法「La serva padrona」は前述の「奥様女中」の原題。
キャラクエストの内容もこれに準じたものになっている。

★4の荘厳弓。
素の演奏力、シンフォニア装備が共に高いため、覚醒しきってシンフォニアツリーも演奏特化型に伸ばすと2万を越えラモーとほぼ並ぶ。
そのかわり生命力と防御力が共に★4の中ではほぼ最下位に近く、Lvの高い敵の流れ弾に当たっただけでHPゲージがごっそり削れるペラッペラの紙耐久。
長所と短所が非常にはっきりしている分わかりやすく使いやすい。基本的にコンバットでは一番後ろに置いてあげたい。

多数の武器種を連れて行く必要のあるディソナンシアではアビリティ「スタンディング・オベーション」が発動しやすく、ただでさえ高い演奏力がさらに上がってゆく。
さらにディソナンシアは戦闘不能者がある程度出ても勲章獲得はOKなので相性が良い。
ただし、各部七章の奥では「戦闘不能者ゼロ」が条件になっているので、七章に挑む時は他の耐久力のある弓キャラに置き換えた方が無難。
現状もっとも覚醒を重ねやすいであろう★4弓のコルノは属性が論理なので、荘厳が苦手とする感性と相性が良くディソナンシアでは補完しやすい。

装備でシンフォニア装備をガン積みせず、荘厳のロザリオ、ブーツを装備させると生命防御が5000程度になり後衛としては及第点に収まる。
演奏力は15000程度に落ちるが、これでもルカと同程度にある。
状況に応じて使い分けるといいだろう。