蛇腹楽器の一種でその中では中型のサイズの楽器である
アコーディオンが蛇腹の押し引きを左手で行うのに対して、バンドネオンは左右の両手の力で蛇腹の押し引きを行う
アコーディオンとは別物の為、バンドネオン奏者に「アコーディオン奏者」と声をかけるのはタブーでぶん殴られても文句は言えない。
・なぜ「悪魔の楽器」?
別にハムレットみたいにヤバい素材で出来てる訳でもないし、悪魔が作ったわけでもない
ファウストみたいに根も葉もないウワサが原因でもない、それは習得難易度がクソ高いからである。
アコーディオンにはピアノみたいな鍵盤が付いてるが、バンドネオンはボタン型の鍵盤がついている。
タンゴの演奏で用いられる標準的なバンドネオンには左33個、右38個の合計71個のボタン型の鍵盤がついているのである。
このボタン型の鍵盤の配列が不規則であり、伸縮の度合いにより発音が変わる。それゆえに習得が難しく「悪魔の楽器」と言われてるのである。
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