ルルーナ のバックアップ(No.2)

コントラバス

ストリングベース、ウッドベース、ダブルベース、弦バスetc.多くの別名を持つ弦楽器。

クラシックだけでなくポップス、ジャズなどありとあらゆる音楽の低音を支える縁の下の力持ち。
高校などでお馴染みの吹奏楽に唯一参加する弦楽器でもある。某吹奏楽アニメでｷﾗｷﾗﾈｰﾑな準主役が操る姿を視た人も多いのでは？

簡単に説明するなら「ヴァイオリンのお化け」。

全長2m近いサイズに見合う重厚な低音が持ち味である。

かの有名なヴァイオリン属の最低音を担当する4女。
見たままヴァイオリンをそのまま大きくして低音に対応した楽器と思われがちだが、それはヴィオラとチェロまでの話。
ルルーナ自身も語っているがコントラバスは起源が他と異なりヴィオール属のヴィオローネが直接の先祖である。つまり異母姉妹。
サイズ以外にも形状的差異があり4姉妹で唯一の撫で肩、と覚えておくと見分け易い。(長身だが最も乙女な体つきなのだ…くびれもあるし)
またヴァイオリン他が5度調弦※なのに対しこちらは4度調弦だったりと地味な違いはたくさんある。

※4度・5度調弦=ここでは次の弦との差とでも思って貰えればわかりやすい。
コントラバス4弦(ミ)→3弦(ラ)はミファソラの4音分上がる。
ヴァイオリン4弦(ソ)→3弦(レ)はソラシドレの5音分上がる。

ヴァイオリンカルテットでよくハブられるのは異母姉妹だからだろうか…。

主な奏法は弓とピッチカート。
弓はコントラバス特有のジャーマン式(なぜかチェロの音精☆2セロエがこの構え)とヴァイオリンらと同じフレンチ式が存在し、弓自体の形状も若干異なっている。
ピッチカートもクラシック的な物からスラップ奏法など音楽の用途に合わせて様々な弾き方があり、コントラバスがただのデカいヴァイオリンではないことを教えてくれるだろう。