ラ・フェール のバックアップ(No.21)

超進化後の画像を添付

元ネタはおそらく、ダルタニャン物語（『三銃士』『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』の三部作）の登場人物である三銃士のリーダー格のアトス。
アトスは偽名であり、作中ではアトスまたはラ・フェール伯爵と呼ばれ、本名は不明。ただし、原作者デュマ本人による演劇『若きころの銃士たち』ではオリヴィエと呼ばれる。
だが、すでにオリヴィア/ヴァニラがいるので、ややこしくなりそうであるから伯爵位からキャラクター名を取ったのかもしれない。）
アトスと比べれば、こちらのラ・フェールは異性嫌いではなく、洞察力も高くなくてあっさりと敵につかまってしまうが、それはこちらの世界のキャラとしての特性であろう。
酒とギャンブルが好きだがそれで失敗するのは三銃士のアトスから、我が子のような存在がほしいというのは二十年後以降の設定によるだろう。
また、勲章をもらったことがあるという発言であるが、ダルタニャン物語のアトスは（フランスからではなく）イギリス国王2代からそれぞれに「騎士として与えられる最高クラス」の勲章をもらったことがあり
それが由来と推測される。
『ブラジュロンヌ子爵』におけるアトスは『ルイズ』という女性と因縁を持つ（具体的にはアトスの養子の因縁）が、それは小説を調べてみると面白いかもしれない。

銃としては高い演奏力を持つが彼女自身のステータス、及びシンフォニア装備は攻撃・素早さ重視型。
その分耐久力は紙。よくイベントシナリオ中、耐え切れたものである。
銃使いのイメージ通り、後衛配置且つ、彼女を運用する時は短期決戦を意識したい。幸いそれを実現するだけのモノは揃っている。

実装時点ではレリクス装備の補正を唯一適用させられる感性属性なので、かなり強烈にステータスを伸ばすことができる。
パレストリーナに攻撃面は匹敵すると言えば、女神チョップにお世話になっている指揮者にはよくわかってもらえるだろう。
後衛なので彼女以上に耐久面に装備に気を遣う必要が薄く、演奏力重視の装備に身を固めれば高威力・短時間チャージの単体音楽魔法を連発することが可能。

自前装備のノワールマスケットをガン積みすると攻撃・素早さに完全特化し高い威力の攻撃を連発する。
こちらはこちらで音楽魔法ゲージがゼロからスタートする、つまり通常攻撃の有効性が高い虹のレリクスで有用。
既に感性銃にスタメンが揃っている楽団でも、こちらの運用法を試してみてもいいだろう。