クレレ のバックアップ(No.17)

ウクレレ（ukulele, ukelele,ハワイ語 ʻukulele）は、フレットが施された小型で4弦のギターによく似た弦楽器。「ウクレレと言えばハワイ」とすぐに思い浮かぶほど有名な楽器である。

歴史

• "「ブラギーニャ」っていう楽器があるんだ。故郷とは別のところからきたブラギーニャが元になって、クレレたちウクレレが生まれたんだ。～～"
• "ウクレレの材料に使われる「コアの木」っていうのがあるんだ。クレレの故郷にしか生えてないんだ。クレレにとっても故郷にとっても、すごく大事な木なんだ"

  ウクレレはハワイの楽器だが、その起源はヨーロッパにある。
  19世紀後半、ポルトガルからの移民であるマニュエル･ヌネスらによって、ハワイの木材「コア（koa）」を使った「ブラギーニャ（braguinha）」という楽器が作られたのが起源とされる。
  職人の手によって改良が重ねられ、ヌネスが「NUNES UKULELE」を立ち上げるなど、ハワイ独自の楽器「UKULELE(ウクレレ)」として確立していった。

名前の由来

• "ウクレレって「跳ねるノミ」って意味なんだ。だからかなぁ、クレレも身軽さには自信がある！　ほーら、ぴょんぴょん♪"
• "～～だから「ウクレレ」は、『やってきた贈り物』って意味だって言ってた人もいるんだ"

  命名の由来については以下の諸説がある。
  当時の人気奏者エドワード･パーヴィスが小柄だったことから、彼が演奏する姿を見た人が親しみを込めて「飛び跳ねる蚤：UKU（蚤）・LELE（跳ぶ）」と呼んだという説。
  また別の解釈では、ヌネスと同じ船に乗っていたブラギーニャ演奏者ホアオ･フェルナンデスの素早い指の動きが飛び跳ねる蚤を思い起こさせたという説。
  移民たちが歌い踊っている姿が、蚤が跳ねているように見えたという説。
  さらにはハワイ王朝最後の女王となったリリウオカラニの解釈によると、UKUには｢贈り物｣や｢支払い｣という意味もあり、LELEには｢やって来る｣という意味もあったことから「到来した贈り物」、つまりポルトガルからハワイへの贈り物、という意味なのだとする説もある。
  あぁ＾～クレレがぴょんぴょんするんじゃぁ＾～

種類と音色

• "いろんなデザインのウクレレがあるんだ。そういう楽器、ケッコー珍しいよな？"

  大きく分けて3つのサイズがあり、小さいものから大きいものへと順にソプラノ、コンサート、テナーと名付けられている。
  ソプラノより小さなベビーサイズや、テナーより大きなバリトンといった種類も存在するが一般的ではない。
  また、ネック部分を長くしたソプラノロングネックやコンサートロングネックという種類もある。

材料に使われる素材、つまり木材も様々で、伝統的な「ハワイアン・コア」や「マホガニー」の他、
「スプルース」「マンゴー」「アカシア」「メイプル」「ひのき」「桜」などが存在する。
さらにはそれらを複数組み合わせて作られることもあり、使う木材や組み合わせによって音色が異なる。
例えばハワイアン・コアなら明るく豊かなウクレレらしい音色、マホガニーなら甘く柔らかな音色、など。

ウクレレから派生した楽器として、8弦のタロパッチや胴の部分がバンジョーと同じ構造となったバンジョーウクレレなども存在する。

気楽に楽しめるウクレレ

• "ウクレレは知ってるよな？　気楽に楽しめる楽器だ！　もちろんその気になればかーっこいい演奏もできる！"

  ウクレレの魅力のひとつとして「演奏が簡単」というものがある。
  他の楽器と比べると安価で初期費用が安く、また小型で軽く持ち運びもしやすい。
  音もあまり大きくないため、自宅に防音室などの設備を整える必要もない。
  そのため楽器演奏の経験がなくても手軽に始めることができるのである。

参照：公式ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ、ウクレレ道場、ウクレレ・ソロをはじめよう、Wikipedia、語源由来辞典

主にイベントストーリーやキャラクタークエストに出てきた単語を解説するぞ！
ボイスに出てくる単語は表に直接併記してあるからそっちを見てクレ！

参照：ハワイ語1日1語 ～ハウマーナのためのʻŌlelo Hawaiʻi～、ハワイ語の意味を調べよう、ハワイ・ライフスタイル・クラブ

右手にウクレレを持っているクレレだが、では左手はというと…。

　←これ

電話のポーズ？　…ではなく、ちゃんとした意味がある。
これはハワイのハンドサインの一種で、挨拶がわりのコミュニケーションに使われているもの。
画像のように親指と小指を立てて手のひらを相手に向けるのが「ハングルース」で、逆に手の甲を相手に向けるのが「シャカ」だ。

「ハングルース」は、「こんにちは」「ありがとう」「気楽にいこうぜ」「なんとかなるさ」など、ハワイ語のアロハやマハロなどと同じような意味合いがある。
「シャカ」は、「元気？」「がんばろうぜ！」のように、相手を励ますために使われる。
どちらも「笑顔」とセットで使うのが大切だ。

ちなみに戦闘中（SD）では左手でウクレレのネックを持って右手で弾いているので、クレレは右利きらしい（立ち絵はただ右手で持っているだけ）
待機モーションでハングルースをしているのも確認できる。

参照：Aloha Standard オフィシャルブログ