#author("2017-04-22T03:12:47+09:00","","") #contents() *文明ギルドについて [#a413c7e9] 音楽の力を独占しようとたくらむ科学貴族階級。 インクイジション・オートマタという機械を使用して人々を虐殺し、横暴の限りを尽くしている。 指揮者たちは「音楽解放戦線」を結成し、文明ギルドに立ち向かっていく。 *幹部 [#z462b19b] 音楽解放戦線の前に立ちはだかる文明ギルドの幹部たち。 illust:[[真奈乃マナマナ>https://mobile.twitter.com/mananomanamana]](アントワネット以外) [[[1]:https://mobile.twitter.com/mananomanamana/status/833605156784660480]][[[2]:https://mobile.twitter.com/mananomanamana/status/842339484658102272]] アントワネットは不明 **第1部-シャルロワ地方 [#c03d166b] ***フレデリカ [#gb94e6ff] &attachref(フレデリカ_0.jpg,nolink,35%,); 1章で登場する幹部。専用オートマタはポイズンミスト。 最初の敵ということもあり、典型的な%%小物%%悪役らしい振舞いを見せてくれる。 元ネタは『化学兵器の父』ことフリッツ・ハーバーと思われる。アンモニア合成のハーバー・ボッシュ法でも有名。 &color(#ffffff){敗北後、メンデルスゾーンさんが身柄を拘束。一応生きてはいるようだが・・・。}; ***トマサ [#pb60f965] &attachref(トマサ_0.jpg,nolink,35%,); 3章で登場する幹部。専用オートマタはエレクトリカル・アイアンメイデン。 名前と衣装のモチーフ(蓄音機)からわかる通り、元ネタはトーマス・エジソン。 余談だが、ストーリー中の発言に電気グルーヴの楽曲、電気ビリビリの歌詞から引用したフレーズがある。 &color(#ffffff){敗北後メンデルスゾーンさんに拘束される。皮肉にも自身の発明品によって徹底的に教育されることになった。}; ***ガリー [#eee2d09c] &attachref(ガリー.jpg,nolink,35%,); 5章で敵対する幹部。専用オートマタはタワー・キーパー。 地動説に関する発言、塔での自由落下運動の実験などから、ガリレオ・ガリレイが元ネタであろう。 「世界の中心、ガリーちゃんだ!」と名乗るなど、%%アホの子%%かわいらしい一面も。 &color(#ffffff){敗北後、例によってメンデルスゾーンさんに・・・と思いきや、颯爽と駆けつけたビアンカに救出される。ビアンカとともに音楽院への復讐を誓うが・・・。}; ***ビアンカ [#fef851da] &attachref(ビアンカ.jpg,nolink,35%,); 7章で敵対する幹部。専用オートマタはフォービドゥン・アップル。 トレードマークのリンゴは、アイザック・ニュートンが万有引力の法則を発見した逸話を連想させる。ビアンカ(Bianca:伊語で白)の名は白色光とスペクトルの研究からだろうか。 特定の人物ではなく、人類に叡智と原罪をもたらしたとされる「禁断の果実=知恵の樹の実≒リンゴ?」がモチーフとも考えられる。 これまでの個性豊かな面々とは打って変わって、今回のシリアス担当。「文明ギルドの真の目的」「世界の秘密」等を仄めかす意味深な発言を残した。 &color(#ffffff){敗北後、ガリーちゃんともどもメンデルスゾーンさんに拘束される。彼女の口から真実が語られる機会は、当分先のことになりそうだ。}; **第2部-クロッコ地方 [#h5dd1137] ***リタ姫 [#w0cac08f] &attachref(リタ姫.jpg,nolink,35%,); 1章で敵対する幹部。専用オートマタはサウンドランナー。5章までにプロトタイプとマーク1の2機がロールアウトされている。 本人曰く名門出。 メンデルスゾーンの調査では、トマサと敵対していて、オートマタを動かすオルゴールの開発・改造が専門。拝金主義で悪趣味、沢山の少女を奴隷にしている。 元ネタは現状情報が少なくトマサ(エジソン)は敵が多すぎるのもあって特定出来ていない。候補は何人か上がっている。 外見上腰にレコードプレーヤー、頭にヘッドフォンとスピーカーを付けている事から音関連ではあると思われる。 -「サウンドランナー」から電話を発明し、エジソンと特許紛争を起こしたアレクサンダー・グラハム・ベルの可能性。 --ベルの研究所ではエジソンの蓄音機の特許を回避する新たな蓄音機の開発を研究していた→円盤型レコードの発明に繋がる。 --特許でかなりの財を成した。600件近くの訴訟全てで勝利もしている。 --ろう学校で生徒に虐待まがいの指導をしていたというエピソードもある。 -ビクターの設立者で円盤型レコード盤を発明したエミール・ベルリナー。ベルの研究所に所属していた。ベルの電話機の発明にも関わっている。 -エジソンと直流・交流で敵対したニコラ・テスラ(父母は共に牧師で名門出かというと疑問) -同じく敵対したジョージ・ウェスティングハウスか?(こちらも名門出ではない) -エジソンに巨額の融資をしながら、あっさり切り捨ててテスラ派に鞍替えした銀行家のJ・P・モルガン(鉄道海運など運輸関係(エンジン=オルゴール?)の立て直しで功績、多趣味、財閥の家、社員も一杯)。 -その他の電流戦争の関係者 -3人目の電話機の発明者、イライシャ・グレイ。シンセサイザーのご先祖様とも言うべき"Music Telegraph"を発明した。(発電や重電で成功、モーター=オルゴール?) -蓄音機に追いやられたという所からオルゴールそのものではないか ***アントワネット [#lf79da85] &attachref(アントワネット.jpg,nolink,35%,); 3章以降で敵対する文明ギルドメンバーと思しき人物。 音楽院に対し敵意を抱いてはいるようだが、文明ギルドの幹部かどうかすら不明である。 #region(''以下ネタバレ'') &attachref(アントワネット2.jpg,nolink,35%,); アントワネットはリタ姫が作ったオルゴールに宿った音精。 音楽解放戦線の一同に対し特に強い敵意があるわけではないが、文明ギルドを裏切れないようなセーフティがかけられている。 調整と称してリタ姫に拷問をされている。 元ネタはLa Joueuse de tympanon(ティンパノンを弾く貴婦人)ではないかと思われる。[[youtube動画>https://www.youtube.com/watch?v=75CXFwgslsY]] このオルゴールは家具職人デビッド・レントゲンと時計職人ピーター・キンジングの製作で1784年に発表され、マリー・アントワネットを模した(本人の髪の毛が縫い付けられているという)自動人形(オートマタ)がティンパノンというピアノの元となった楽器を演奏する様子を表現するというかなり高度なものである。 もちろん実際にティンパノンを演奏するわけではなく、内蔵されたオルゴールが曲を奏でるのだが、人形の動作がかなり細かく、曲に合わせて手を動かしながら目線を動かしたりする。レパートリーも8曲もある。 発表の翌1785年にマリー・アントワネット本人が購入した。 現在はパリ工芸博物館に保存されている。 #endregion *インクイジション・オートマタ [#v890765f] 文明ギルドによって発明された機械。 ゲーム中においては敵ユニットとして登場する。 名称はinquisition(異端審問)automata(機械人形、自動人形)の意。 各オートマタについては[[オートマタ]]を参照。 *コメント [#g99705bc] #pcomment(./コメント,reply,15)