バルバラ・デ・ブラガンサ
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**その他のデータ [#others] // illust:[[>]] //----------------------------------------------------------------------------- #region(''元ネタ解説''_) モデルは、ポルトガル国王ジョアン5世の第一王女(第一子) マリア=マグダレナ=バルバラ=ハビエル=レオノール=テレサ=アントニア=ホセファ・デ・ブラガンサ(1711 - 1758)。 一般に、''バルバラ・デ・ブラガンサ''あるいは''マリア・バルバラ''の名で知られる。 ジョアン5世と王妃マリア・アナ(神聖ローマ皇帝レオポルト1世皇女)の間には結婚後3年しても懐妊のきざしがなく、 「子をお授けいただければ、修道院を建設し神への感謝の印といたしましょう」と、 夫妻が願掛けをした直後に授かったのがバルバラであったという。 その後、ジョアン5世夫妻は一転して順調に子宝に恵まれた。 複数の弟たちが誕生した時点で、姉のバルバラ王女の行く末は決まっていた。 どこに出しても恥ずかしくない教養を備えた王女に育て、然るべき周辺国家に友好の印として送り込む、政略結婚の道である。 バルバラの教育のため白羽の矢が立てられたのが、イタリアで名を上げつつあった音楽家[[ドメニコ・スカルラッティ>ドミーナ・スカルラッティ]]であった。 1719年、ドメニコはポルトガル王室礼拝堂の音楽監督兼、バルバラの音楽教師に就任。 それ以前にドメニコは既に、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂音楽監督の職を得ていたため、それを辞してポルトガルへ赴いたからには ポルトガル王室ではバルバラ王女のために相当の待遇をもってドメニコをスカウトしたものと思われる。 1729年、2歳下のスペイン王太子フェルナンド(後の国王フェルナンド6世)に嫁ぐ。 ドメニコもまた、バルバラに従ってマドリードへと移住した。 バルバラは決して美女とはいえず、初めて実際に対面した時フェルナンドがショックを受けたという逸話さえ伝わっているが (この時代、見合い写真代わりに取り交わす肖像画は美化して描くのが当たり前であった)、 音楽という共通の趣味を持った2人はすぐに打ち解け、政略結婚ながら仲睦まじい夫婦であったという。 1757年、音楽の師であると同時に、嫁ぎ先にまで従った忠臣でもあるドメニコが71歳で死去。 元来身体が丈夫ではなかったバルバラ王妃も、1758年に喘息で46歳で亡くなった。 愛妻を喪ったフェルナンド6世はひどく気落ちし、翌1759年に後を追うように亡くなった。 夫妻の墓は、バルバラ王妃が設立したマドリードの聖バルバラ教会にある。 2人の間には子がなく、スペイン王家はフェルナンドの弟カルロス4世が継いだ。 ちなみに''バルバラ''の名はキリスト教の聖女バルバラに由来する。キリスト教が禁止されていた時代のローマ帝国で、 信仰の罪で拷問にかけられ殉教したバルバラは、手折った木の枝から花を咲かせる奇跡を起こしたという。 イバラから薔薇の花を咲かせる音楽魔法はこれに由来するものか。 また聖バルバラは火薬・弾薬を扱う職業を危険から守る守護聖人とされており、銃属性にも一致している。 #endregion #region(''「狂王」ルートヴィヒについて ※イベントネタバレ注意''_) 彼女の初登場イベントに登場するバヴァリア国王「狂王」ルートヴィヒのモデルは、 バイエルン国王''ルートヴィヒ2世''(1845 - 1886、在位:1864 - 1886)である。 バルバラが生きた時代の100年以上後の人物であるため、彼女との縁談はif歴史ですらなく、 あらゆる時代の音楽家や人物をモデルとしたキャラクターが同一世界にいる同作ゆえの展開である。 神話と音楽にのめり込んで夢想の世界に生き、浪費を繰り返した「狂王」として知られるが、 裏をかえせば文化面での功績は多大である。 『ローエングリン』や『タンホイザー』などの[[ワーグナー>リカルダ・ワーグナー]]作品にのめり込み、 バイエルン国王を継ぐやただちに憧れのワーグナーを宮廷に招き手厚く保護した。 ワーグナーがルートヴィヒ2世の支援を受けて設計・建設したオペラハウス「''バイロイト祝祭劇場''」は、 観客をオペラに集中させるために舞台と観客席の間のオーケストラブースが大きく凹み、 シャンデリアや彫刻などの装飾を廃した堅い木製の客席でホール全体が共鳴作用を起こすなど ワーグナーの音楽理論を体現した極めて特徴的な劇場である。現在も毎年夏に「バイロイト音楽祭」が行われる。 また、南ドイツのメルヘン城として有名な''ノイシュヴァンシュタイン城''の建設者である。 ゲーム内でも「政務にも、また軍事上でもまったく実用性を無視している」と評されているが、 実際見た目とロマン全振りの悪く言えば悪趣味な城で、莫大な建設費用もあって当時の世間の評判はすこぶる悪かった。 王は生前、「私が死んだらこの城は取り壊せ」と命じていたが、 実際には現在もバイエルン地方の代表的観光スポットとして、はからずも地域の観光産業に貢献している。 私生活では美少年を愛し、女性は嫌っていた。 バイエルン王家の行く末を案じたオーストリア皇后エリーザベト(ルートヴィヒの遠縁であり、彼女も変わり者で知られた)が 自分の妹を嫁がせようと申し出たことがあるが、ルートヴィヒが煮え切らない態度を続けた結果破談となっている。 このイベントのシナリオは、この縁談のエピソードを、異時代の王女とミックスしたものであろう。 イベント中に黒幕として登場する「フォン・デア・プフォルテン」も実在の人物であり、 ルートヴィヒ2世の即位と同時にバイエルン王国首相(在職:1864 - 1866)に起用された。 1866年、プロイセンとオーストリアの抗争にドイツ諸国が入り乱れて争った普墺戦争の際には、 国王ルートヴィヒ2世は参戦に反対したが(この戦争の無益を悟っていたというより、単なる戦争嫌いである)、 結局議会に押されてオーストリア側にて参戦、敗北を喫した。 プフォルテンは責任を負って辞任し、参戦に反対していたルートヴィヒ2世は結果として評価を上げた。 ゲーム中ではこれを、文明ギルドのジレーネ音楽大学殲滅作戦においてルートヴィヒが音楽大学の援軍要請を拒み、 王命を無視してプフォルテンが面子にこだわって派兵、結果音楽大学が壊滅的敗北を喫したという流れで取り込んでいる。 #endregion //----------------------------------------------------------------------------- #region(''ボイス''_) |>|~アルバム収録ボイス| |~シーン|~セリフ| |自己紹介(初登場)|| |戦闘開始|| |編成団員に選出|| |補佐官ボイス①|| |タイトルコール|ガールズシンフォニー| |通常攻撃①|| |通常攻撃②|| |味方ステータスアップ|| |味方ステータスダウン|| |ログインボイス①|| |生命力回復|| |補佐官ボイス②|| |敵撃破|| |音楽魔法発動|| |顔見知り|| |ダメージ発生|| |大ダメージ発生|| |団員レベルアップ|| |補佐官ボイス③|| |戦闘不能|| |戦闘勝利|| |贈り物① (普通)|| |贈り物② (喜び)|| |ログインボイス②|| |補佐官ボイス・放置|| |進化|| |友人|| |親密|| |超進化|| |時報 (0時)|| |時報 (1時)|| |時報 (2時)|| |時報 (3時)|| |時報 (4時)|| |時報 (5時)|| |時報 (6時)|| |時報 (7時)|| |時報 (8時)|| |時報 (9時)|| |時報 (10時)|| |時報 (11時)|| |時報 (12時)|| |時報 (13時)|| |時報 (14時)|| |時報 (15時)|| |時報 (16時)|| |時報 (17時)|| |時報 (18時)|| |時報 (19時)|| |時報 (20時)|| |時報 (21時)|| |時報 (22時)|| |時報 (23時)|| |元旦限定ボイス①|| |元旦限定ボイス②|| |元旦限定ボイス③|| |成人の日限定ボイス①|| |成人の日限定ボイス②|| |成人の日限定ボイス③|| |節分限定ボイス①|| |節分限定ボイス②|| |節分限定ボイス③|| |バレンタイン限定ボイス①|| |バレンタイン限定ボイス②|| |バレンタイン限定ボイス③|| |ホワイトデー限定ボイス①|| |ホワイトデー限定ボイス②|| |ホワイトデー限定ボイス③|| |ひなまつり限定ボイス①|| |ひなまつり限定ボイス②|| |ひなまつり限定ボイス③|| |卒業式限定ボイス①|| |卒業式限定ボイス②|| |卒業式限定ボイス③|| |入学式限定ボイス①|| |入学式限定ボイス②|| |入学式限定ボイス③|| |お花見限定ボイス①|| |お花見限定ボイス②|| |お花見限定ボイス③|| |母の日限定ボイス①|| |母の日限定ボイス②|| |母の日限定ボイス③|| //▲追加用の目印▲ |クリスマス限定ボイス①|| |クリスマス限定ボイス②|| |クリスマス限定ボイス③|| |大晦日限定ボイス①|| |大晦日限定ボイス②|| |大晦日限定ボイス③|| |ゲーム開始1年限定ボイス①|| |誕生日限定|| |>|~アルバム未収録ボイス| |母の日|| |梅雨|| |七夕|| |夏休み|| |お盆|| |夏祭り|| |敬老の日|| |お月見|| |紅葉|| |ハロウィン|| |七五三|| //region内表整形用 |LEFT:1024|c | | #endregion //----------------------------------------------------------------------------- #region(''表情差分''_) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~喜び|~怒り|~悲しみ| |&attachref(,nolink,60%, );|&attachref(,nolink,60%, );|&attachref(,nolink,60%, );| |~照れ|~真剣|~驚き| |&attachref(,nolink,60%, );|&attachref(,nolink,60%, );|&attachref(,nolink,60%, );| #endregion //-----------------------------------------------------------------------------
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