ヨハンナ・ブラームス
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*ヨハンナ・ブラームスについて [#h9c8265b] 2017年3月1日開始のイベント[[狩りと卒業式とブラームスの恋]]にて実装された☆4の楽団員。 シューマンさんの親友にしてワーグナーさんのライバル。ブラームスさんは音楽院の有名人の一人です。 生真面目でリーダーシップもある、多くの音精や若手演奏家から尊敬される方ですが、衣装は少し過激かも……しれませんね。(公式Twitterより) イベント[[狩りと卒業式とブラームスの恋]]で登場した「赤いハリネズミ亭」は、元ネタのヨハネス・ブラームスが足繁く通ったウィーンの食堂の名前。 クララと結ばれる、というレズビアンな夢を持つのは、クララ・シューマンおよび夫のロベルト・シューマン一家と生涯に渡る親交があった史実(並びに元ネタ)によるもの。 特にロベルト・シューマンには、彼の紹介によって音楽界デビューを果たした大恩があるため。 //----------------------------------------------------------------------------- #region(''元ネタ解説''_) ヨハネス・ブラームス 1833~1897 バッハ、ベートーヴェンと並び「ドイツ三大B」と称される作曲家。 ロマン派の抒情的な表現を用いつつ、ベートーヴェン以前の古典を敬愛していた。 そのため古典派以前の作品(特にベートーヴェンの「運命」)で見られるような動機の徹底的な展開と変奏を多用するのが特徴。 しばしば難渋とも評されるが、メロディの下敷きは民族音楽であり、理屈抜きで親しめる曲は多い。 特にホルン三重奏曲をはじめ彼の作品では、ホルン等の中音域の楽器においしい役回りを与えることに定評がある。 性格は生真面目で気難しく、自分の内面を率直に伝えることが苦手なため、不器用で皮肉屋だった。 自分のことを高く評価されることを嫌い、人前で演奏するのも好まず、求められても速いテンポでさっさと終わらせてしまうことが多かった。 また作曲については手厳しく、不完全な点は容赦なく批判した。 だが後でフォローする優しさや気遣いはあり、子どもや女性相手には甘かったらしい。 経歴: 1833年にハンブルクで生まれ、若いうちからピアニストの才能を認められた。 教育を受ける傍ら、苦しい家計を助けるため演奏会や酒場での演奏も行っていたという。 作曲も行っていたが、この頃の作品は後に自己批判から全て破棄している。 1853年にヴァイオリン奏者レメーニと演奏旅行に起つ。 ここでブラームスはジプシーの旋律((のちの「ハンガリー舞曲」の編曲へと繋がる))や民謡を知り、ロベルト・シューマンやヨーゼフ・ヨアヒム、フランツ・リストと面識を持った。 特にシューマンはブラームスの才能を絶賛して音楽界に紹介し、以来ロベルトの妻クララやシューマン一家とは生涯に渡って親交を保った。 なお、クララとは手紙でのあまりの親密ぶりなどから、恋愛関係を疑う声がみられるが、それを裏付ける証拠はない。 (漫画「有閑倶楽部」9巻で「シューマンの妻クララに横恋慕していた作曲家は誰?」という問題に「ブラームス」と即答している美童グランマニエの姿があるが、連載されていた当時でも「横恋慕していた」と多くの人に思われていたのだろう) ロベルト・シューマンの死後、ブラームスはクララと以前より距離を置くようになるが、2人は良き友人として交流を続けた。 1862年にウィーンに移り、1868年に「ドイツ・レクイエム」を作曲。 この頃になり、作曲家としての名声が確立した。 また、指導していた合唱団の団員の子どものために子守唄を作曲しており、これは「ブラームスの子守唄」として知られている。 ブラームスはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典音楽を尊敬し、また研究していた。 先述の「ドイツ・レクイエム」においてもバッハやシュッツの影響がある。 一方で当時ワーグナーらが進めていた標題音楽((器楽曲において、標題を用い、ストーリーや情景・心象の描写などを目的とするもの。有名どころではヴィヴァルディの「四季」。ロマン派ではベルリオーズの「幻想交響曲」で本格化するが、これにはベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の影響がある))やオペラなどには手を付けず、古典的な絶対音楽(標題のない交響曲など)を突き詰めた。 当然のようにワーグナーらからは保守的とみなされ、「ワーグナー派」「ブラームス派」の楽壇を二分する争いへと発展していく。 もっとも、この対立は本人同士以上にそれぞれの支持者が煽っていることも多かったようだが。 そのようなブラームスにとって、交響曲はベートーヴェンの「第九」の後を継ぐ重要なジャンルであり、推敲に推敲を重ねて作曲が進められた。 1876年、交響曲第1番が完成。20年の歳月をかけたこの曲は指揮者ハンス・フォン・ビューローにより「ベートーヴェンの第10番」と言われた。 これにより重圧から解放されたのか、翌年にはわずか4か月で交響曲第2番を書き上げている。 以後、ヴァイオリン協奏曲、「大学祝典序曲」、ピアノ協奏曲第2番、交響曲第3番など代表的なオーケストラ作品を発表。 1885年に初演された交響曲第4番は、ブラームスの作曲姿勢の典型例として挙げられる。 第2楽章冒頭ではフリギア旋法((中世教会で使われていたもので、ミの音を基準として作る旋法))的旋律を、第4楽章ではパッサカリアと呼ばれる一定の音型を持つ低音を繰り返す古い手法を用いている。 この頃、発明されたばかりの蓄音機への録音を依頼され、恥ずかしがったブラームスが録音開始直前にピアノを弾き始めてしまう((しかもテンポがかなり速い。このときの録音は現存している))というエピソードが残っている。 交響曲第4番以降、ブラームスは比較的小規模な室内楽曲に専念するようになる。 殊にクラリネットの音色に魅かれ、1891年にクラリネット三重奏曲とクラリネット五重奏曲、1894年に2つのクラリネット・ソナタを書き上げている。 また、ピアノ曲では「4つの小品」をはじめ「7つの幻想曲」「3つの間奏曲」「6つの小品」を残している。 これら晩年の作品が持つ諦観、枯淡さ、洗練された技巧と構成は、ブラームスの集大成と呼ぶに相応しい。 1896年、クララ・シューマン死去。 自身もまた肝臓癌に冒され、「4つの厳粛な歌」には死をテーマとした詩が用いられている。 最後の作品は「11のコラール前奏曲」。 その終曲のタイトルは「O Welt, ich muss dich lassen (おお世よ、私は去らねばならない)」。 1897年、ウィーンにて死去。享年63歳。 余談だが、Eテレ2355の番組内に出るとびはぜトビーのコーナーに流れてる曲は ヨハネス・ブラームス作曲のワルツ集 作品39の15「変イ長調」である #endregion //----------------------------------------------------------------------------- #region(''ボイス''_) |>|~図鑑収録ボイス| |~シーン|~セリフ| |タイトルコール|ガールズシンフォニー| |戦闘開始|いくよっ| |通常攻撃①|どうかな| |通常攻撃②|いいね| |味方ステータスアップ|愛だっ| |味方ステータスダウン|愛が足りない…| |生命力回復|よし| |敵撃破|雑魚め| |スキル発動|我が母に捧げる、ジレーネレクイエム| |ダメージ発生|やばいっ| |大ダメージ発生|こんなぁ| |戦闘不能|死の、足音が聞こえる…| |戦闘勝利|やったな| |編成団員に選出|光栄至極| |団員レベルアップ|まだ、私は強くなるってさ| |マイページ楽団員ボイス①|やあ、指揮者さん。今日は私、いい気分だってさ。シューマンは私の音楽を聴いて、この少女にはもう、足すところも引くところもないと言ってくれたんだ。人は人に認められて、初めて人になるんだよ。| |マイページ楽団員ボイス②|ワーグナーは私のことをアホだとか言ってたんだってさ。古臭いやら保守的やら。ま、あいつらにはわからんのでしょう。伝統の中にこそ、真の革新性があるんだ。そもそも私は…ワーグナーの音楽は、そんなに嫌いじゃない。| |マイページ楽団員ボイス③|私の家は貧乏だった。一番の宝物は、安物の鉛でできたおもちゃの兵隊人形…これを、いまだに手放せないでいる。| |好感度Lv20未満|指揮者さん…私は伝統と保守でガチガチの人間だと思われているようだ。そうじゃないところを、あなたが証明してくれないか?| |好感度Lv30未満|あなたの足音が聞こえる…私の当面の目標は、発展的変奏のスタイルを完成させることだ。周囲の雑音が聞こえなくなるように…指揮者さん、よろしく指導をたのむよ。| |好感度Lv40未満|指揮者さん…なんだか、私のハートがドキドキしてるんだってさ。私は、たくさんのものに縛られている。伝統…ベートーヴェン…そして、クララ。指揮者さんは、それらの中から解き放ってくれるのかい?| |マイページ楽団員放置|なにもすることがないなら、旅行か引越しの準備をしてもいいかな?| |贈り物プレゼント①(普通)|ありがとう、うれしいよ。もらうより、あげるほうが好きなんだけどね。| |贈り物プレゼント②(喜び)|あぁ…指揮者さん…私はとても、感謝しているってさ。| |ログイン①(好感度Lv20未満)|指揮者さん、調子はどうだ?今日も背後から、私を追いかけてくる誰かの足音が聞こえる。いや…気にせず前に進もう。| |ログイン②(好感度Lv20以上)|あぁ…よかった。私、指揮者さんに会えて、嬉しいってさ。私は、いつも愛が足りないんだ。不毛な愛に身を焦がす私に、哀れみをくれ…| |時報(0時)|0時だ。日付が変わったってさ。あんまり無理をしないように。| |時報(1時)|深夜1時だ。この時間に合う曲といえば、ヴァイオリン協奏曲。ラフって友人のために作ったんだが、難しすぎるって言われた。まったく…| |時報(2時)|深夜2時。トランプでひとり遊びしてもいいんだが…せっかくだから、ポーカーでもやるか?| |時報(3時)|午前3時。作曲家はコーヒー好きが多すぎるよ。実働時間がブラックだからかな?| |時報(4時)|午前4時。眠れないときは、ずっと子供の頃に買ってもらった兵隊のおもちゃで遊んでる。貧乏だったから、こんな安物でも宝物さ。| |時報(5時)|午前5時…もう徹夜だな。背後から、誰かの足音が聞こえる…| |時報(6時)|朝6時。おはよう、お腹すいた…コーヒー飲む。| |時報(7時)|朝7時。朝ごはんだってさ。シャルロワ地方の料理は嫌だからね?| |時報(8時)|朝8時。朝の散歩は最高だよ。遠くまでつい歩いていっちゃう。| |時報(9時)|午前9時。なんだか旅行したくない?遠くに行きたいけど、船はだめね。船、嫌い…| |時報(10時)|午前10時。シューマンに会いたいなぁ。正確には、彼女のピアノの、クララに…| |時報(11時)|午前11時。図書館に通うのが好き。出かけたいな。| |時報(12時)|昼の12時。お昼ごはんは軽めに。健康のために| |時報(13時)|昼の1時。読書の時間にしたいってさ、私が| |時報(14時)|午後2時。洗濯をするって?私は服を買うのが嫌で、いつも布地は最低限。いいじゃないか、これで。| |時報(15時)|午後3時。どこかの公園で運動したいね。敏捷性ではピカイチなんだ、私。| |時報(16時)|午後4時。コレクションの管理をするってさ。集めたものを眺めるのは楽しい。直筆楽譜に、直筆原稿。うっとり…| |時報(17時)|夕方5時。これくらいの時間が一番、私の音楽に合っていると思う。どうかな?| |時報(18時)|夜の6時…(くしゃみ)はぁ~、またワーグナーかリストが、私の悪口を言ってるな。| |時報(19時)|午後7時。晩御飯はジレーネ地方の料理がいいな。それかクロッコ。シャルロワは…ないな。| |時報(20時)|夜の8時。トランプでもしようよ。それとも、私のコレクション見る?| |時報(21時)|夜の9時。お風呂に入る。私の服は脱ぎやすい。| |時報(22時)|夜10時。読書するってさ、私。音楽の役にも立つ。| |時報(23時)|夜11時。眠くならないね、指揮者さん。クララのことを忘れさせてよ…| |上限開放時①|シューマンが私を見出してくれて、自信がついた。今、こうして新たな一歩を踏み出せるのは、指揮者さんのおかげだ。感謝するよ。| |上限開放時②|ベートーヴェンの足音が聞こえる…この巨大な影響力から、いつか逃れることができるのか…そのためには、このまま成長し続けることが重要だ。より精進しよう。| //|>|~図鑑未収録ボイス| |>|~期間限定ボイス(2017)| |バレンタイン|ハッピーバレンタインデー、指揮者さん。この日は最初は成人の記念日だったらしいよ。それでも、伝統は移り変わるものだからね。ただ固いだけが、伝統じゃないと思う。| |卒業|卒業式…別れの季節だね。私はどうも人間嫌いみたいで、別れたくない人間なんてほんの数人しかいない。指揮者さんはもちろん…えっと…| |ひな祭り|ひな祭りねぇ、指揮者さん。いくら伝統とはいえ、こういうのは乗り切れないな。指揮者さん、二人で甘酒でも飲もうよ。| |ホワイトデー|ホワイトデーだってさ、指揮者さん。お返しなんていらないよ、めんどくさい。でも、レストランの赤いはりねずみでご馳走してよ。| |入学式|入学式のシーズンだね。若手といえば、ドヴォルザークを見たときは驚いたなぁ。ドヴォルザークが使っているゴミ箱からなにか拾ってきただけでも、立派な交響曲が出来上がると思う。| |お花見|お花見会だってさ。どうせなら、遠くの花を見に行きたいよ。遠くにね。ただ、船の移動だけは勘弁ね。| |母の日|母の日だってさ、指揮者さん。死んだ母は、姉妹仲良く、知人友人に失礼のない人生を、とよく言っていた。立派な人だったと思う。| |梅雨|梅雨の時期だね。雨が降っても、トランプや読書には関係ないね。| |七夕|| |夏休み|| |お盆|| |>|~限定ボイス| |指揮者誕生日|| //region内表整形用 |LEFT:1024|c | | #endregion //----------------------------------------------------------------------------- #region(''表情差分''_) |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~喜び|~怒り|~悲しみ| |&attachref(brahms-joy.gif,);|&attachref(brahms-angry.gif,);|&attachref(brahms-sad.gif,);| |~照れ|~真剣|~驚き| |&attachref(brahms-flatter_0.gif,);|&attachref(brahms-serious.gif,);|&attachref(brahms-surprise_1.gif,);| #endregion //----------------------------------------------------------------------------- #endregion //-----------------------------------------------------------------------------
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