ハムレット †
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| | 進化後_
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プロフィール |
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さぁ、見るが良いわ、このリラを。 人間の頭蓋によって作られたこのリラを。 私はそれの音精。ニュムパ、にゅむぱ、アハハハ!
音楽の女神の生んだ奇跡、音楽の女神の生んだ悲劇、 私はいったいどちらの産物?
そうしてこのシャレコウベ―― これは誰の“持ち物” かしら? アハハハハ! | 名前 | ハムレット |
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レアリティ | ★★★★★ |
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属性 | 神秘 |
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武器種 | 突 |
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種別 | 音精 |
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出身 | 不明 |
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好きな物 | なにも食べない |
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特技 | 夜目が効く |
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趣味 | 真夜中の墓地で過ごすこと |
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長所 | 支離滅裂であるがゆえにすべてを受け入れる |
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夢 | なにもない |
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SD |
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ステータス |
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LV | 生命力 | 攻撃力 | 防御力 | 素早さ | 演奏力 | クリ発/ダメ増 | ガー発/ダメ減 |
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1 | 485 | 593 | 368 | 297 | 782 | 5% / 30% | 3.8% / 15% |
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80 | 3020 | 3693 | 2290 | 1852 | 4876 | 11.8% / 50.4% | 8.8% / 25.2% |
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100 | 6360 | 7778 | 4823 | 3900 | 10270 | 20% / 75% | 15% / 37.5% |
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スキル・アビリティ・装備 |
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特殊攻撃 | 生か、死か。 | Lv1 | 15%の確率で、150%のダメージ&演奏力を11%UP |
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Lv極 | 30%の確率で、300%のダメージ&演奏力を16%UP |
音楽魔法 | The Tragedy of Hamlet | Lv1 | 敵1体に900%のダメージ&味方から吸収したタマシイの数だけ音楽魔法威力がUP |
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Lv11 | 敵1体に1800%のダメージ&味方から吸収したタマシイの数だけ音楽魔法威力がUP |
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アビリティ:1 | タマシイリロード | 第1楽章 | クリティカル発生時、前衛の味方いずれかにダメージ&タマシイを1つ吸収 |
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第2楽章 | クリティカル発生時、前衛の味方いずれかにダメージ&タマシイを1つ吸収 |
第3楽章 | 効果 |
アビリティ:2 | 狂衣 | 第1楽章 | Wave開始時、一定確率で自身のクリティカル発生率を4%UP |
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第2楽章 | Wave開始時、一定確率で自身のクリティカル発生率を6%UP |
第3楽章 | 効果 |
シンフォニア装備 | ヘルメースケレトス | Lv 1:生命力+503 演奏力+605 クリ発+1.2% | ハムレットが持つシンフォニア装備。 墓場から蘇った頭蓋骨楽器、リラ。この頭蓋が誰のものであるかは永遠の謎。 |
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Lv70:生命力+1676 演奏力+2015 クリ発+4% |
ハムレットについて †
ディソナンシアについに…新たなる巨闇が甦りました…😱
その名も【ハムレット】さん。
お墓に埋葬されていた頭蓋骨楽器「リラ」から生まれ、その姿はまるで亡者…‼
周りの"タマシイ"を吸収して己の力に変えているようです💀
気を抜くとタマシイを取られるかも…💦(公式Twitterより)
2020年6月9日に実装された☆5の楽団員。
ディソナンシア交換所「慄きの祭壇」にて黒薔薇と交換することで入手可能。
アビリティ:1「タマシイリロード」について †
クリティカル発生時に「味方」へダメージを与えるアビリティであるタマシイリロード。
この「味方へのダメージ」は、ハムレットの攻撃力が高いほど増加する。
ただし、被弾する味方の防御が高ければ、ダメージ量が減少する。
第一楽章と第二楽章でも被ダメージに差が出るため、シンフォニアツリーを開放する場合は、早めに第二楽章まで開放しよう。
例)
第二楽章まで開放した状態での計測値
攻撃力19000程のハムレットで、防御2000程度の楽団員が被弾すると、11000程度のダメージ。
攻撃力10000程のハムレットで、防御2000程度の楽団員が被弾すると、5500程度のダメージ。
攻撃力19000程のハムレットで、防御20000程度の楽団員が被弾すると、700程度のダメージ。
攻撃力10000程のハムレットで、防御20000程度の楽団員が被弾すると、300程度のダメージ。
第一楽章のみ開放した状態での計測値
攻撃力10000程のハムレットで、防御2000程度の楽団員が被弾すると、6200程度のダメージ。
攻撃力10000程のハムレットで、防御20000程度の楽団員が被弾すると、350程度のダメージ。
また、武器種に関係なく、前衛(編成画面右側3箇所)のいずれかが被弾。
運用する場合は、前衛には防御力が高い楽団員を配置する、回復アビリティを持っている楽団員を配置する等の工夫が必要。
このアビリティはクリティカルで発動するため、楽友でない助っ人ハムレットにもタマシイを吸収されてしまう。
音楽魔法がクリティカルになった場合でも、タマシイを吸収されるので注意が必要。
レリクスのオートモードや、助っ人でハムレットを連れてきた時などは、事故が起こる事も……。
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| | 元ネタ解説_
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二つの元ネタがある為順番に解説する
・ハムレット
シェイクスピア作の悲劇。5幕から成り、1600年から1602年頃に書かれたと推定される。
正式題名は「デンマークの王子ハムレットの悲劇」
ボイスの中にも元ネタを意識しているものが多い、特に顔見知り時のセリフ通りに色々な音楽家に同タイトルで曲を作られてる。
ドメニコ・スカルラッティ、フランツ・リスト、チャイコフスキー、アルフレッド・リード他色々いる。
一応漫画化もされてるが書いた作者が作者なのでギャグ満載って所に目をつぶってほしい(支離滅裂に忠実にとの事なので大体あってる)
リンク先、https://www.mangaz.com/book/detail/43841
ドラえもんの「なぜか劇がメチャクチャに」の話でもスネ夫がハムレットを推薦してる。(小学校の劇なのに重すぎるわwww)
・リラ
古代ギリシャの竪琴の一種、ライアーの呼び方が一般的。
ハムレットの元になったのは人間の頭蓋骨、アンテロープの角と皮膚と腸でできている物。
実物はアメリカ、ニューヨーク州にあるメトロポリタン美術館に所有されている。
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| | ボイス_
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アルバム収録ボイス |
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シーン | セリフ |
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自己紹介(初登場) | 名前、名前、名前、名前になんの意味があるの? ハムレットなどというこの名前に? 誰かの死によって生まれたかもしれない私の名前に? | 戦闘開始 | 悪を光の下に晒せ! | 編成団員に選出 | 死より生まれた私を? | 補佐官ボイス① | リラなどという遥か古からの遺物。こんなものこんなもの、単純極まりない素人のオモチャ。 だって……見れば分かるでしょうホラ…使われてる人間の頭は……たった一つぽっち! アハハハ! | タイトルコール | ガールズシンフォニー | 通常攻撃① | 生きるか! | 通常攻撃② | 死ぬか! | 味方ステータスアップ | 復讐の翼のよう! | 味方ステータスダウン | 毒蛇に咬まれたよう | ログインボイス① | 来たのね、ホレイショー…… あぁ、いいえ、違うわ……違う…… | 生命力回復 | まるで冥界の川の水! | 補佐官ボイス② | そう、確かに私の名前は私の名前を持つ戯曲が元よ。だって、私の名前なのだもの。だから、私の名前の由来なのよ? アハハハハ! ねぇおまえ? このリラの頭蓋が、私を生み出した人間の物だとしたら……どうする? | 敵撃破 | 水に沈むがいいわ | 音楽魔法発動 | お前も墓へおいで……The Tragedy of Hamlet!! | 顔見知り | 一体何人の音楽家が、私の名と同じ作品を書いたのかしら。『ハムレット』『ハムレット』『ハムレット』『ハムレット』! どれもなんて美しい調べ! あぁ、気が狂う! | ダメージ発生 | アハハハ! | 大ダメージ発生 | 死など毛ほども怖くない。 | 団員レベルアップ | 夜明けなの? | 補佐官ボイス③ | ひとつ、ふたつ、みっつ……さぁ、数えてごらん? 墓から持ち出された、盗まれた、奪われた音楽家の首! 今までいくつあったか……数えてごらん。 | 戦闘不能 | 命など、針ほども惜しくない! | 戦闘勝利 | 哀れなのは、亡者か勝者か。 | 贈り物① (普通) | ありがとうございます! 指揮者さん! プレゼントをくれるの? ありがとう。 ぼくくらいの天才になるとプレゼントももらい慣れちゃってね。 ……アハハ! | 贈り物② (喜び) | ありがとうございます! 指揮者さん! これは素晴らしい……! 刺激をありがとう! あなたの優しい気持ちに感謝しているの。 ……アハハハ! | ログインボイス② | あぁ、会いたかったわ……オフィーリア…… あ、いいえ……違うわ、違うわね…… | 補佐官ボイス・放置 | 皆死んだ……皆死んだわ! ……だから私は、この朽ち果てた大きな墓地を守らなければならない。 | 進化 | 私とは、一体何なのかしら? 死んだ人間で作られて生まれた私は……あぁ、しかし! 私自身が亡者の様だというのに! | 友人 | おまえ、私に見覚えはない? 私の何かに覚えはない? おまえは私と初めて出会った。……本当に? 本当に? もしかすると私は、おまえのよく知る誰かの何かの成れの果てやもしれぬのに! アハハハ! | 親密 | | 超進化 | | 時報 (0時) | 真夜中は亡者のもの。熱き血の巡る生者は、大人しくベッドへお入り。そうして鶏の声がするまで、じっとしておいで…… | 時報 (1時) | ニュムパ……にゅむぱ……音の精。私もそうだというのなら、音を奏でるべきなのでしょう。 誰もいない暗い墓場で、冷たい墓石に腰掛けて、ただ己自身を観客に…… | 時報 (2時) | 魔の時刻だわ。墓場が大口を開ける時間だわ。瘴気が吐かれ、近付く者は飲み込まれるでしょう。 墓場へ行くのはお止め。 | 時報 (3時) | 眠りは癒しでしょう。ならば、死も同じ。ただ、眠ると夢を見る。 どのような夢を見るかは、眠ってみないと分からない。それもそう、死と同じ…… | 時報 (4時) | おや、もう鶏が鳴いているわ。夜明けを告げるラッパ手が鳴いているわ。 | 時報 (5時) | 太陽の神が目を覚ますと、亡者は全てあの世へ帰るのよ。あー帰ったわ、誰も彼も皆! 私は一人……! | 時報 (6時) | 朝露に濡れた美しい花が、病に身を萎れさせ、枯れてしまったわ。 そういうものよ……、そういうものよ…… | 時報 (7時) | 棺の中には……陽の光も届かない……朝も昼も夜も、何もないわ……何もないの…… | 時報 (8時) | 尼寺へ行きなさい! 尼寺へ! 誰も彼も! | 時報 (9時) | 私の墓地は朝も暗いわ。暗転した舞台のように暗いわ……。きっと、世界の幕が降りているのだわ! | 時報 (10時) | 私は墓守、亡者の墓守。おまえは何を守るのかしら。その指揮棒で、一体何を導くのかしら。 | 時報 (11時) | 私がおかしくなるのは、北北西の風が吹く時だけよ! 今は南風だもの、おまえと指揮棒の区別はつくわ。 | 時報 (12時) | 何ゆえ、昼は昼で、夜は夜で、時は時なのか。 議論を交わしたところで、ただただ全てを浪費するだけ……無意味だわ、無意味だわ! | 時報 (13時) | 無慈悲な太陽の光のように、その血を熱く滾らせるがいいわ! 心を残忍な血で満たすがいいわ! それでこそ、生きる意味があるというものよ! | 時報 (14時) | 何時間も何時間も、誰もいない廊下をさ迷い歩いてごらん? 本でも読みながら。 何が書いてある本を読むべきか? 言葉が書いてある本を読めばいいわ! | 時報 (15時) | 心地の良い午後。庭園でまどろむ時は気を御付け。その耳に、猛毒を流し込まれぬよう……気を御付け…… | 時報 (16時) | まるで、ここは牢獄のようね。だとすれば、夕日に紅く染まる空は処刑場かしら! | 時報 (17時) | 空の色が変わったわ。青から赤へ、赤から藍へ。そして、もうすぐ漆黒の闇がくる! | 時報 (18時) | 私の具合はいつもいいわ。空腹などないのよ。夢を食らうバクのように、空気を食らうカメレオンのように! 墓場の闇を食らって生きる亡者だもの! アハハハ! | 時報 (19時) | ランタンに火をいれましょう。おまえが、夜闇の中でも墓標の文字が読めるように。 | 時報 (20時) | 月明かりの下で集めた薬草は、よく効くのよ。おまえも摘んでいらっしゃい。 | 時報 (21時) | フクロウが鳴いているわ。あれはきっと……パン屋の娘に違いないわ! | 時報 (22時) | 人間が生きるのは、死が怖いから。一度旅立つと二度と戻れぬ死の国へ、足を踏み入れるのが怖いから。 そうね……だって夜のように、朝が訪れたりしないのだもの。 | 時報 (23時) | 肌を刺すような、冷たい風が吹く。あぁ、もうすぐ大時計が鐘を打つ! 亡霊たちが彷徨う時間……! | アルバム未収録ボイス |
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梅雨 | 雨だ……雨だわ……! 墓を濡らす涙の雨だわ! しとしと……しとしとと……あぁ~…… | 七夕 | 貞淑など信じないわ。情欲の前には、いとも簡単に朽ち果てるであろうそんなもの……信じはしないわ! | 指揮者誕生日 | |
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| | 小ネタ解説
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シーン | セリフ | 解説 |
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通常攻撃① | 生きるか! | ハムレットの台詞'To be, or not to be'「生きるべきか死ぬべきか」 | 通常攻撃② | 死ぬか! | 味方ステータスアップ | 復讐の翼のよう! | ハムレットの台詞「刹那に千里を走るといふ戀の思ひの翼よりも、默想の羽がひよりも、 尚とく翺翔(かけ)りて復讐せん」 | 味方ステータスダウン | 毒蛇に咬まれたよう。 | 先代の王(ハムレットの父)は毒蛇に咬まれて死んだと、国中で噂になっている(実際とは異なる)。 | 生命力回復 | まるで冥界の川の水! | 『ハムレット』で言及がある冥界の川(ギリシア神話)は「レーテー」のみ。この川の水を飲むと完全な忘却を経験するという。 「戦闘によるあらゆる痛痒を忘れるようだ」という意味だろうか。 | ログインボイス① | 来たのね、ホレイショー……。 | ホレイショーはハムレットの親友、 オフィーリアはハムレットの恋人。 | ログインボイス② | あぁ、会いたかったわ……オフィーリア……。 | 敵撃破 | 水に沈むがいいわ。 | オフィーリアの死因は溺死。 また、深く読み込めば「水」は特別な意味を持つとか、持たないとか。 | 戦闘不能 | 命など、針ほども惜しくない! | ハムレットの台詞「針程にも惜まぬ命ぢゃ」 | 補佐官ボイス② | このリラの頭蓋が、私を生み出した人間の物だとしたら……どうする? | 6/9現在実装済み演奏家で『ハムレット』という曲を書いているのはD・スカルラッティ、リスト、チャイコフスキー。 | 顔見知り | 一体何人の音楽家が、私の名と同じ作品を書いたのかしら。 | 補佐官ボイス③ | ひとつ、ふたつ、みっつ……さぁ、数えてごらん? 墓から持ち出された、盗まれた、奪われた音楽家の首! | ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの頭蓋骨は、盗難を経験している。 | 贈り物① (普通) | ありがとうございます! 指揮者さん! プレゼントをくれるの? ありがとう。 ぼくくらいの天才になるとプレゼントももらい慣れちゃってね。 | それぞれハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトの贈り物①の一部。 | 贈り物② (喜び) | ありがとうございます! 指揮者さん! これは素晴らしい……! 刺激をありがとう! あなたの優しい気持ちに感謝しているの。 | それぞれハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの贈り物②の一部。 | 時報 (2時) | 魔の時刻だわ。墓場が大口を開ける時間だわ。 瘴気が吐かれ、近付く者は飲み込まれるでしょう。 | ハムレットの台詞「今こそ夜の丑三つ時、墓は口を開き、地獄よりは毒氣を送る」 | 時報 (3時) | 眠りは癒しでしょう。ならば、死も同じ。ただ、眠ると夢を見る。 どのような夢を見るかは、眠ってみないと分からない。 それもそう、死と同じ……。 | ハムレットの台詞「死は……ねむり……に過ぎぬ。(中略) ……死は……ねむり……眠る! あゝ、おそらくは夢を見よう! ……そこには故障(さはり)があるわ。此形骸の煩累(わずらひ)を悉く脱した時に、其醒めぬ眠の中(うち)に、 どのやうな夢を見るやら? それが心懸りぢゃ」 | 時報 (4時) | おや、もう鶏が鳴いているわ。 夜明けを告げるラッパ手が鳴いているわ。 | ホレイショーの台詞'The cock, that is the trumpet to the morn'「雄鶏は朝を知らせるラッパ手」 | 時報 (5時) | 太陽の神が目を覚ますと、亡者は全てあの世へ帰るのよ。 | ホレイショーの台詞「大日輪を呼覺せば、 海中、火中乃至ないし土の中を彷徨ふ精靈(すだま)も懾(おそ)れ隱ると」 | 時報 (8時) | 尼寺へ行きなさい! 尼寺へ! 誰も彼も! | ハムレットの台詞「こりゃ寺へ往きゃ、寺へ」「尼寺へお往きゃれ」 「……寺へ往け、寺へ。さらばぢゃ」「寺へ、さ、片時(へんし)も早う、さらばぢゃ」 | 時報 (11時) | 私がおかしくなるのは、北北西の風が吹く時だけよ! 今は南風だもの、おまえと指揮棒の区別はつくわ。 | ハムレットの台詞「北々西だけが狂うてゐるのぢゃ、風が南なれば鷹と鷺との見分はつくわさ」 | 時報 (14時) | 言葉が書いてある本を読めばいいわ! | 宰相の台詞「……何を讀ませられまする?」に対して、ハムレットの台詞「文句ぢゃ。文句、々々」 原文は'Words, words, words.' | 時報 (15時) | 庭園でまどろむ時は気を御付け。 その耳に、猛毒を流し込まれぬよう……気を御付け……。 | ハムレットの父は庭園で昼寝をしていたとき、耳から凝血性の猛毒を流し込まれて即死する。 | 時報 (16時) | まるで、ここは牢獄のようね。 | ハムレットの台詞「デンマークは牢獄ぢゃ」 学友の台詞「では此世界とても」に対して、ハムレットの台詞「立派な牢獄ぢゃ」 | 時報 (18時) | 私の具合はいつもいいわ。空気を食らうカメレオンのように! | 王の台詞「ハムレットよ、 如何(どう)お過しぢゃな?」に対して、 ハムレットの台詞「全く、いみじい物づくめで。三度とも七色蜥蜴(カミリオン)めの好きな物。空約束といふ空氣ばっかり食ふてをまし」 | 時報 (20時) | 月明かりの下で集めた薬草は、よく効くのよ。 | オフィーリアの兄の台詞「月の下にありとある靈草を以て調整せる名膏の力でも救ひがたし*1」 | 時報 (21時) | フクロウが鳴いているわ。あれはきっと……パン屋の娘に違いないわ! | オフィーリアの台詞「梟といふ鳥は麺麭屋(ぱんや)の娘であったといな」 キリスト教圏では有名な言い伝え*2。 | 時報 (23時) | 肌を刺すような、冷たい風が吹く。亡霊たちが彷徨う時間……! | ハムレットの父は亡霊となり、午前0時過ぎから雄鶏がけたたましく鳴くまでの間だけ活動している。 また、ハムレットが父の亡霊と初めて遭遇したとき、肌を刺すような冷たい風が吹いていた。 | 時報 (0時) | そうして鶏の声がするまで、じっとしておいで……。 |
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