設定考察 †
各所にネタバレあるのでご承知おきください。
ヴィエンナ音楽院 †
ヴィエンナ自由都市にある音楽院
- シャルロワ地方(フランス)にある事からパリ音楽院がモデルか?
音楽院外 †
- 音楽研究会「カメラータ」
E・カヴァリエーリの発言により、音楽院外にある会であると言及されている。
音楽院内で所属しているメンバーはE・カヴァリエーリ,ポーラ・ペーリ。
音楽が迫害されているはずの文明ギルドにもメンバーがいる事が匂わされている。
- 史実のカメラータは、1573年頃にイタリア・フィレンツェのジョヴァンニ・デ・バルディ伯爵宅で結成された音楽サークル。集会にはフィレンツェ中のあらゆる著名人が呼ばれた。会では古代ギリシャ音楽の研究が盛んに行われ、新たな音楽様式「モノディ」を生み出す事となる。モノディは後に発展し「オペラ」が生まれる。
- 当時はまだポリフォニー様式が全盛であり、主旋律+伴奏というモノディはかなり画期的なものだった。モノディの流行がバロック期の始まりともされている。
- モノディの発明者は現在作曲家ジュリオ・カッチーニとされているが、カヴァリエーリは自分が発明者だと主張しており、当時はカメラータ内でカッチーニとペーリ、カヴァリエーリらとの間にかなり激しい競争があったようだ。
- 会の主要人物の一人にヴィンチェンツォ・ガリレイ(ガリレオ・ガリレイの父)がおり、ゲーム内ではもしかするとガリーちゃんが関係あったりするのかもしれない。
- 赤いハリネズミ亭
イベント「狩りと卒業式とブラームスの恋」に登場
- 史実の赤いハリネズミ亭はウィーン・ヴィルトプレートマルクトにあるブラームスがお気に入りだったレストランの名。
- 音楽研究会「コレギウム・ムジクム」
イベント「狩りと卒業式とブラームスの恋」に登場
ゲルダ・テレマンが代表で、ジレーネ地方にある。
- 史実のコレギウム・ムジクムは16~18世紀頃に見られたドイツ語圏の民間の音楽愛好団体で、イベント内で登場するのは1701年にゲオルク・フィリップ・テレマンがドイツ・ライプツィヒに開設したコレギウム・ムジクムと思われる。後にJ・S・バッハが指導に当たった事でも有名。
- 尚、テレマンはその後別の場所にもコレギウム・ムジクムを開設している。
文明ギルド †
- シュードラによると、200年前にはまだ文明ギルドは存在しなかったらしい
- 当時はジレーネ地方とジャウハーラ地方で戦争していた
- オートマタには稼働方式にいくつか種類があるようだ
- 機械式オルゴールエンジン搭載型:量産型のオートマタに使用されるエンジン。オルゴールで発生する音をエネルギーに動作するタイプ。オルゴールにはいくつか種類があるようだ。ゼンマイで動いているかは不明。オートマタにも属性があるが、オルゴールにセットされた曲?により属性が変わる…のかもしれない。
- ニュムパエンジン搭載型:一部のオートマタにしか使用されない特殊型。音精を内部に閉じ込めて強制的に音を引き出して動作するタイプ。その際内部の音精はかなりの苦痛を味わうらしい。
その他の人物等 †
- クープラン一族
- シャルロワ地方で有名な音楽家一族。中でもフランシス・クープランは大クープランと呼ばれている。
- 史実のクープラン家は17世紀から19世紀初頭にかけてフランスで活躍した音楽家一族。クラヴサンやオルガンの奏者が多い。173年間に渡ってサン=ジェルヴェ教会オルガニストの地位を代々務めた。
- エステルハージ家
- 裕福な名門貴族。フランカ・ハイドンを雇っている。令嬢がハイドンをメス牛扱いしている。
- 史実のエステルハージ家はハンガリーの大貴族で、17世紀から20世紀初頭までハンガリー一の大地主だった。
- ハイドン以外にも、フランツ・リスト(フリーデ・リストのモデル)の父、ヨハン・ネポムク・フンメル、ヨーゼフ・ヴァイグル、フランツ・シューベルト等の音楽家を雇っていた。
- マリア様
- リリーと愛し合っていた元主人。女性。文明ギルドに処刑された。
- リリーによると、美術品の鑑定が得意だったらしい。
- スキルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の曲(モーリス・ラヴェル作曲)の発想元となったマルガリータ王女(マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ)から来ていると思われる。
- ポルト王室
- ドミーナ・スカルラッティが士官し、バルバラ王女殿下の護衛兼教育係を務めている。
- 史実のポルト王室はポルトガル王室の事だろうと思われる。ポルトはポルトガルの都市の名前で、国名の由来にもなっている。
- 史実のバルバラ王女はドメニコ・スカルラッティが音楽を教えていたマリア・マグダレーナ・バルバラ王女(バルバラ・デ・ブラガンサ)の事。
- スカルラッティは王女のために100曲ものソナタを書いている。
- イベント内でベルシュシュが「すっごく可愛くて」と言っているが、史実の王女はあまり容姿が良くなかったらしい。
- ジルジャー家
- スプラの祖先で、錬金術を研究していたらしい。
- 元ネタはシンバルメーカーのジルジャンかと思われる。
- 400年の歴史を持ち、17世紀初頭にオスマン帝国のアべディス1世が開発を始めた。
- アベディス1世の父は帝国お抱えの錬金術師で、本人は皇帝仕えの金属工だった。
- 1618年に合金技術を用いて独自の革新的なシンバルを開発し、1623年に公式に工房を開いた。
地理 †
- 世界名:ハルモニア
- 音楽の女神ミューズによって作られた
- 各地方の位置関係は元ネタとなった現実の国と大体同じようだが、地形や都市の位置等は異なっていると思われる
地方名 | 元ネタ国 | 出身キャラ | 由来等 | 特徴 |
音精 | 演奏家 |
シャルロワ地方 | フランス,アメリカ | フラーラ,アンリ,プレスター,スーラ タブリーン,エオリ,オーリエ コーラ,コルノ ベルギー:ルカ | エマ・シャブリエ,マリーベル・ダンディ フランシス・クープラン,レナ・ドリーブ ヴァニー・B・リュリ,クラリス・アダン ネリー・ヴュータン,ジョゼット・ラモー フランソワーズ・グノー アメリカ:スーザン・フォスター | フランスの天文学者 オーギュスト・シャルロワから? | 自分たちの言葉に誇りを持っている |
クロッコ地方 | イタリア | リンガー,ルルーナ,ドルフィン, ヴュータ,マティア,セロエ,眠り姫シフォン 道化師ピーティー,アマティ,アーニャ ポーレット,トロン | C・モンテヴェルディ,A・L・ヴィヴァルディ E・カヴァリエーリ,ニコレッタ・パガニーニ アレッサ・スカルラッティ,ドミーナ・スカルラッティ アンリエッタ・サリエリ,ポーラ・ペーリ ルルエ・パレストリーナ,アルベルタ・コレッリ フローラ・ヴェルディ | イタリアの大盗賊団首領 カルミネ・クロッコから? | |
ギリシャ | 風の女神エオリア,オルガノ | |
ジレーネ地方 | ドイツ | エイル,リコ,クーラ・クララ,エスクラ シシィ,アリーネ,ブラン,ペッテ アイリーン,ベルシュシュ | ルイーゼ・ベートーヴェン,D・ブクステフーデ リカルダ・ワーグナー,ヘンリエッタ・シュッツ クリス・フェルディナント,ヨハンナ・ブラームス ゲルダ・テレマン,カリン・ウェーバー | セイレーンのドイツ語読み ジレーネ(Sirene)から? | 言葉がカッコいい(ズィル談) |
オーストリア | アンゲリカ,アン=グラン ヴァルンボン | ヴァネサ・モーツァルト,カリーナ・ツェルニー フリーデ・リスト |
ヴィエンナ地方 | オーストリア北東部 もしくはウィーンのみ | | フランカ・ハイドン | ウィーンの英語表記 Viennaから? | 他にもウィーン生まれの作曲家はいる(ツェルニー等)が、 なぜハイドンのみヴィエンナ地方になっているのかは不明 (尚ハイドンはウィーン生まれではなくウィーン南東の ローラウ村生まれ) |
メドヴェーチ地方 | スラブ諸国 (ロシア,ポーランド,チェコ) | | ロシア:N・R=コルサコフ、フィーリエ・ボロディン I.チャイコフスキー,レオナ・ミンクス ポーランド:エミリア・ショパン チェコ:アニー・ドヴォルザーク ベドルジーナ・スメタナ | ロシア語のメドヴェーチ (Медведь:「熊(蜂蜜を食べる者)」 という意味)から? | 音楽が遅れている |
その他欧州 | アイルランド:アイリ | ベルギー:ローラ・ディ・ラッソ イギリス:ハニー・パーセル |
ジャウハーラ地方 | オスマン帝国(トルコ) | ネフメルテーハ、ズィル、スプラ | | アラビア語のJawhara(宝石) から? | 暑い気候 |
ウェイアン地方 | モンゴル,中国 | 中国:タムタム モンゴル:スー | | 中国語の偉岸 (ウェイアン:「容貌の壯大なる貌」 という意味)から? | |
ヤパの国 | 日本 | ユウ、ミヤビ、ヤエ | | Japanのオランダ語読み 「ヤパン」から? | 音楽院から遠く離れた東の地 |
ウングジャ地方 | アフリカ | ネア エジプト:リリー | | アフリカの島、ウングジャ島 (ザンジバル島)から? | |
不明 | | シリン | | | 発祥国不明の楽器 |
??? | | オンシジューム | | | 異世界等 |
- 音精の出身国ははっきりとした発明国が分かっていない場合は楽器名の語源や活躍国等から来ているようだ(もしくはキャラ名の元ネタの国等)
- 名器の類は作成者の国籍ではなく、元となる楽器の出身国と合わせているようだ
- 演奏家の出身国は元ネタの出身国ではなく活躍し始めた国になっているキャラが多いようだ
名前の由来は小惑星名の可能性もあり
- クロッコ(10606 Crocco)はイタリア北部、ソルマーノのソルマーノ天文台でヴァルテル・ジュリアーニとフランチェスコ・マンカが発見した。
- ジレーネ(1009 Sirene)はハイデルベルクでドイツの天文学者カール・ラインムートが発見した。
- ヴィエンナ(397 Vienna)はオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ウィーンにちなんで命名された。
- シャルロワ(1510 Charlois)はフランスの天文学者アンドレ・パトリーがニース天文台で発見した。
シャルロワ地方 †
シャルロワ地方には以下の都市がある事が判明している。
クロッコ地方の都市名がイタリアの都市の古名から来ているので、シャルロワ地方も同じ線で調べているが、それらしき都市は今の所判明していない。恐らく別の方向からの命名かと思われる。
- ヴィエンナ自由都市
- Viennaはウィーンの英語表記
ヴィエンナは都会らしい(ブラームス談)
スーラの団員クエストにヴィエンナ自由都市はシャルロワ地方にあるように読める一文有り。
メインクエストの展開からもヴィエンナ自由都市はオーストリアのウィーンではなく、シャルロワ地方の都市であると思われる。
その為フランカ・ハイドンの出身であるヴィエンナ地方とは別の場所を指していると思われる。
- フランスの都市ヴィエンヌは名前は近いが、あまり大きな都市ではない(人口3万程度)。古都ではある。
- クリザリッド
- カプリコルヌ
- カプリコルヌはフランス語で山羊座の意味
フランス北西部の都市カンペール近くにル・カプリコルヌというホテルがある関係なさそう
- ウェルベック
- プラティヌ
- プラティヌはフランス語でプラチナの意味
- フランス西岸のポワトゥー地方の伝承にプラチナという名の妖精が出て来る
クロッコ地方 †
かつては巨大な帝国の首都だった。
文明ギルドが来る前は王室が統治していた。王族は現在宮殿に監禁されている。
ニコレッタ・パガニーニによると昔は大きな毛織物ギルドや建築士ギルドがあったらしい。
- ウェネティ
- ウェネティはかつてイタリア半島北東部に住んでいた人々の事で、ヴェネツィアの語源ともなった
しかし、ゲーム内ではシャルロワ地方(フランス)側から侵攻しているため、ヴェネツィアではなく、他の都市?
- サンダリオンも古語そのままなのでどうやらヴェネツィアと思われる
- サンダリオン
- そのものズバリ、イタリア南西の島サルデーニャ島(古代ギリシャ人がサンダリオンと呼んでいた)
- 島に渡るような描写は無いため地続きになっている?
- フロレンティア
- フロレンティアはフィレンツェの古代ローマ時代の名称。花の女神フローラの町の意味。
- メディア
- メディアは、古代にメディオラヌムと呼ばれていたミラノか?
ストーリー †
メインストーリーやイベント等での気になるポイント等
+
| | 第1部-シャルロワ地方
|
- 第1章「毒の女王との邂逅」
- 第2章「クリザリッド解放戦線」
- クリザリッドはシャルロワ地方の地方都市。ヴィエンナ自由都市付近にある?
- 文明ギルドのシャルロワ地方を統率している幹部はフレデリカ、トマサ、ガリー、ビアンカの4名である事が明かされる
- 第3章「電気姫との対峙」
- 都市カプリコルヌの解放
- メンデルスゾーンがカプリコルヌを開放できればシャルロワ地方全体の解放が見えてくると言及
- 第4章「遙かなるウェルベック」
- 地方都市ウェルベックの解放
- マティアがここを開放するとシャルロワ地方解放の折り返し点と言及
- 第5章「近代兵器を奮うもの」
- 都市プラティヌの解放
- 高い塔がある(ガリーがガリレオモチーフであるなら、場所は異なるもののピサの斜塔モチーフ?)
- プラティヌの北に音楽兵器「スピーカー」の研究者がいる
- 第6章「手負いの敵を追撃せよ」
- 第7章「シャルロワ地方を取り戻せ」
- シャルロワ地方最後の文明ギルド拠点の解放
- ビアンカが文明ギルドには目的があると漏らす→世界の秘密に関係があるらしいが…
- 以降は文明ギルドはジレーネやクロッコから攻めてくるらしい
- 今後シャルロワ地方各地にヴィエンナ音楽院の分校を開設するらしい
|
+
| | 第2部-クロッコ地方
|
第1章「クロッコ地方解放戦」
- シャルロワ地方とクロッコ地方は国境がある(つまり隣接している)
- クロッコ地方解放戦の開始
第2章「クロッコ地方都市ウェネティを解放せよ」
- クロッコ地方最初の都市はウェネティ
- マティアがクロッコ地方は主要都市が海沿いにあって川が多いと説明
第3章「地方都市サンダリオンを解放せよ」
- 次の目的地はサンダリオン
- 道中の地はメンデルスゾーンによるとクロッコ地方を統治していた王室と関わりが深く、かつての王女の出身地らしい
- サンダリオン市内でリタ姫の親衛隊と戦闘になるが、本人はいない
第4章「フロレンティアの巡り合い」
- クロッコ地方の解説
- アントワネットが登場
- フロレンティア最後の文明ギルド拠点に到達、リタ姫が立ちふさがる
- この拠点はリタ姫の別荘みたいなものらしい
- アントワネットがリタ姫の音精である事が明かされる
- 文明ギルドに音精がいる事が初めて判明する
- アントワネットと戦闘になるもボスで登場するのはアントワネットが搭乗していると思われるオートマタ
- リタ姫もアントワネットもさっさと逃げてしまう
第5章「文明ギルド側の音精」
- フロレンティア戦前、リタ姫の拠点でアントワネットはリタ姫に音楽解放戦線の観察を命じられていた
- その結果、音楽解放戦線に対し共感を感じているのを見抜いたリタ姫は、再調整と称してアントワネットに拷問を行う事にする
- リタ姫はアントワネットのような音精の量産を目指している
- 拠点があるのはメディア。音楽解放戦線が迫っている
- リタ姫の専用オートマタもマークⅠが完成し、アントワネットと二人で音楽院を迎え撃つ
- 二人には結局また逃げられてしまう
- メンデルスゾーン「アントワネットを助けてあげて下さい」→捕えても拷問無しか?
|
コメント †