文明ギルドについて †
音楽の力を独占しようとたくらむ科学貴族階級。
インクイジション・オートマタという機械を使用して人々を虐殺し、横暴の限りを尽くしている。
指揮者たちは「音楽解放戦線」を結成し、文明ギルドに立ち向かっていく。
イベントストーリーなどで非人道的な生体実験も行ってることが判明。
幹部すら恐れるヤバい組織が内部に存在している。
カイジに出てくる帝愛グループみたいなこともやっていた。
幹部 †
音楽解放戦線の前に立ちはだかる文明ギルドの幹部たち。
illust:真奈乃マナマナ(フレデリカ、トマサ、ガリー、ビアンカ、リタ姫)
[1][2]
第1部-シャルロワ地方 †
フレデリカ †
1章で登場する幹部。専用オートマタはポイズンミスト。
最初の敵ということもあり、典型的な小物悪役らしい振舞いを見せてくれる。
「毒ガス戦の権威」を自称するだけあって、毒ガスを使った大量虐殺を好む。
元ネタは『化学兵器の父』ことフリッツ・ハーバーと思われる。アンモニア合成のハーバー・ボッシュ法でも有名。
敗北後、メンデルスゾーンさんが身柄を拘束。一応生きてはいるようだが・・・。
イベントではクエスト乱入レイドとして登場。「ガースガスガス」の高笑いと共に毒々しい色合いのカットインが入る。
ちなみにレイドボス版は愛機ポイズンミストに乗り込んでいるのか、被弾やスキル時に彼女のボイスが聞こえる。HPバーの名前表記も「フレデリカ」。
ニュムパに苦痛を与えてコロシテさせる機体に乗って大丈夫なのかは言わないお約束。
小説版の設定を参考にすると、ポイズンミストは最初からフレデリカ搭乗の高性能機として作成された模様。ニュムパはあくまで動力部のエンジンコアとして接続されて、フレデリカの操縦席は一体化していない。レイドボス版の「フレデリカ」の方は、コアをオルゴールエンジンにしたコストダウンの量産化したものと推測できる。
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| | ネタバレ注意
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指揮者とメンデルスゾーンさんによる「説得」、及び音楽院の『その手のプロ』の皆様による「教育」により、"きれいなフレデリカ"と化した。口調も前以上に丁寧かつ温和な物へと変化している。
命を保証する代わりに音楽院へ可能な限り協力する事を約束させられており、善良な形での科学技術提供や戦闘のお手伝いを行っている。
時折調子に乗って悪人時代の言動になるが、「教育」や「説得」が恐ろしいのですぐに落ち着き丁寧な口調に戻る。
元々が対人に特化した分野の人間故に、様々なガス兵器で容易く敵を一網打尽にする様は、腐っても「文明ギルドのネームド幹部」だった事を再認識させる強さ。
調子に乗らず、「メタ的に言えばやられ役」である事が確定している最初の敵として出なければ、より恐ろしい敵として立ちはだかってきた可能性も高い。
また、メンデルスゾーンさんの「説得」や「教育」を受け続けているうちに、彼女の抱えた心の闇を理解し始めている。
その上で、「何故、闇を抱え歪んでしまった彼女を側で支えるのか」と指揮者へ問いかけた。
そして、内心では「メンデルスゾーンより、指揮者のほうが音楽院の本当のリーダーに相応しいのではないか」と考えているようだが……?
期間限定イベントのコンダクターは未来の夢を見るか?の初乱入時には
ぐふふとか含みのある言い方だが看病しに来たらしい、すっかりデレッデレやないかい!!
何だかんだで全指揮者(プレイヤー)にガスネキの愛称とともに愛されている。
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トマサ †
3章で登場する幹部。専用オートマタはエレクトリカル・アイアンメイデン(E.アイアンメイデン)。
電気を用いた拷問を趣味とする加虐趣味の持ち主で、電気椅子で感電死させた遺体をさらに電気で黒焦げにして砦の壁に飾りつけたり、感電させられた者の悲鳴こそ本当の音楽と言い切るなど、悪趣味さでは後述のリタ姫に並ぶ。
名前と衣装のモチーフ(蓄音機)からわかる通り、元ネタはトーマス・エジソン。
組織内に彼女を嫌う者やライバルが多いのも、元ネタが様々な人間と確執を持っていた事からだろう。(ベル博士、ニコラ・テスラ等との争いは有名。)
ニコラ・テスラをDisる為に動物を電気椅子で殺し交流電気はこんなにも生物を苦しめるとネガキャンした事があるため、電気椅子拷問好きなのもそこから来たと思われる。
余談だが、ストーリー中の発言に電気グルーヴの楽曲、電気ビリビリの歌詞から引用したフレーズがある。
敗北後メンデルスゾーンさんに拘束される。皮肉にも自身の発明品によって徹底的に教育されることになった。
彼女もイベントにて乱入レイドとして参戦。
雷光の走るカットインと共にE.アイアンメイデンを引き連れて現れる。
ガリー †
5章で敵対する幹部。専用オートマタはタワー・キーパー。
地動説に関する発言、塔での自由落下運動の実験などから、ガリレオ・ガリレイが元ネタであろう。
期間限定イベントステラーシンフォニー:fにて久しぶりの登場。
元演奏家である母親も登場した。元ネタとなるガリレオ・ガリレイの父親の
ヴィンチェンツォ・ガリレイも作曲家であり、リュート奏者であった。
なお、ヴィンチェンツォはガリレオ27歳の時に亡くなるのであるが、ヴィンチェンツォは
71歳であるので白髪の老人というのもあながち間違いではない。
(つまり、ヴィンチェンツォ44歳の子がガリレオ。ガリレオは長男でその後に続々と
兄弟が合わせて6人か7人生まれたとされる。そのうちの一人にフルート奏者の
ミケランジェロ・ガリレイがいる。ガリーの「妹」も現れるかもしれない)
「世界の中心、ガリーちゃんだ!」と名乗るなど、アホの子かわいらしい一面も。
敗北後、例によってメンデルスゾーンさんに・・・と思いきや、颯爽と駆けつけたビアンカに救出される。ビアンカとともに音楽院への復讐を誓うが・・・。
ビアンカ †
7章で敵対する幹部。専用オートマタはフォービドゥン・アップル。
トレードマークのリンゴは、アイザック・ニュートンが万有引力の法則を発見した逸話を連想させる。ビアンカ(Bianca:伊語で白)の名は白色光とスペクトルの研究からだろうか。
特定の人物ではなく、人類に叡智と原罪をもたらしたとされる「禁断の果実=知恵の樹の実≒リンゴ?」がモチーフとも考えられる。
これまでの個性豊かな面々とは打って変わって、今回のシリアス担当。「文明ギルドの真の目的」「世界の秘密」等を仄めかす意味深な発言を残した。
敗北後、ガリーちゃんともどもメンデルスゾーンさんに拘束される。彼女の口から真実が語られる機会は、当分先のことになりそうだ。
第2部-クロッコ地方 †
リタ姫 †
1章で敵対する幹部。専用オートマタはサウンドランナー。5章までにプロトタイプとマーク1の2機がロールアウトされている。
本人曰く名門出。
メンデルスゾーンの調査では、トマサと敵対していて、オートマタを動かすオルゴールの開発・改造が専門。拝金主義で悪趣味、沢山の少女を奴隷にしている。
また、クロッコ地方制圧の折にクロッコ王室の人間をことごとく生け捕りにしたうえ、王女を衆人環視の中で凌辱の限りを尽くし、民衆の心を折って反乱できないようにするなど、文明ギルド幹部の中でも特段に狡猾で悪賢い。
元ネタは現状情報が少なくトマサ(エジソン)は敵が多すぎるのもあって特定出来ていない。候補は何人か上がっている。
外見上腰にレコードプレーヤー、頭にヘッドフォンとスピーカーを付けている事から音関連ではあると思われる。
- 「サウンドランナー」から電話を発明し、エジソンと特許紛争を起こしたアレクサンダー・グラハム・ベルの可能性。
- ベルの研究所ではエジソンの蓄音機の特許を回避する新たな蓄音機の開発を研究していた→円盤型レコードの発明に繋がる。
- 特許でかなりの財を成した。600件近くの訴訟全てで勝利もしている。
- ろう学校で生徒に虐待まがいの指導をしていたというエピソードもある。
- ビクターの設立者で円盤型レコード盤を発明したエミール・ベルリナー。ベルの研究所に所属していた。ベルの電話機の発明にも関わっている。
- エジソンと直流・交流で敵対したニコラ・テスラ(父母は共に牧師で名門出かというと疑問)
- 同じく敵対したジョージ・ウェスティングハウスか?(こちらも名門出ではない)
- エジソンに巨額の融資をしながら、あっさり切り捨ててテスラ派に鞍替えした銀行家のJ・P・モルガン(鉄道海運など運輸関係(エンジン=オルゴール?)の立て直しで功績、多趣味、財閥の家、社員も一杯)。
- その他の電流戦争の関係者
- 3人目の電話機の発明者、イライシャ・グレイ。シンセサイザーのご先祖様とも言うべき"Music Telegraph"を発明した。(発電や重電で成功、モーター=オルゴール?)
- 蓄音機に追いやられたという所からオルゴールそのものではないか
アントワネット †
3章以降で敵対する文明ギルドメンバーと思しき人物。
音楽院に対し敵意を抱いてはいるようだが、文明ギルドの幹部かどうかすら不明である。
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| | 以下ネタバレ
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アントワネットはリタ姫が作ったオルゴールに宿った音精。
音楽解放戦線の一同に対し特に強い敵意があるわけではないが、文明ギルドを裏切れないような安全装置がかけられている。
調整と称してリタ姫に拷問をされている。
2-7-10コンプリートで自軍ユニットとして入手出来る。
自軍ユニットとしてのアントワネットについてはこちら
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第3部-クロッコ地方 東部 †
ショウコ・エンギ †
文明ギルド側の音精。
ヤパの国の雅楽傭兵集団『カグラ衆』の一員。
エルネスタ・ヴェンドラ †
クロッコ地方東部の文明ギルド戦闘団を率いる幹部。
3章冒頭で間接的に敵対し、3章-5で登場する。
専用オートマタはテンペスタ。
勇猛果敢かつ、経営手腕にも優れていることから「女闘牛士」の異名で呼ばれており、クロッコ地方東部にある「カジノ・ディ・ロームルス」のオーナーを務める。
真面目な経営者を装って、表舞台に出ることを殆どしないため、神出鬼没。
大勝ちしている客に目を付けては決闘形式で勝負を挑んで、そのすべてに勝ち、客から大金を巻き上げている(これにはあるからくりが隠されている)。
ショウコの妹を人質にして、ショウコを文明ギルド側の言いなりにしている。
また、クロッコ地方東部にて発生している謎の奇病を裏で操っている人物。
第4部-ベアリーン・ファイル †
オリーヴィア・ディルタイ †
幕間譚1-逃れられない過去 †
ヴェラ・アーヒメル †
第5部-蒼空の悪夢 †
クリス・メイリー †
幕間譚2-太陽の女神 †
ペリーヌ・ラパール †
こうして文明ギルド幹部としてリストアップされているが、実際のところは
ラパールは「王太女ルイズ・デュードネの反逆者」であって、「文明ギルドの幹部」ではない。
ハイドルンの提唱する優生学論とハイドルン自身の美貌やカリスマに魅了されて、
ラパールが自身を生き残り未来を作るべき選ばれた人類であるという歪んだエリート意識の
もとに邪魔なルイズ王太女とその後ろ盾になりつつある音楽院を排除しようとしたのが
この部の流れである。
王弟ガストン大公を担ぎ出し、文明ギルドから手勢とオートマタを借りて武力クーデターを
起こしたが、それはメンデルゾーンをして「シャルロワ王室から膿を出し切る」と
イチ自治領主(代理)にすぎない彼女が「文明ギルドの協力者である」と
敵を認定すればシャルロワ王家や国家そのものに介入できるきっかけとなってしまった。
結果としてクーデターは失敗し、ラパールは今までの文明ギルド幹部と同様に
メンデルスゾーン預かりとなるが、「文明ギルドの情報を吐かせる」(表向き)として
シャルロワ王家に対する反逆者をシャルロワ王家が裁くことも拘束することもできずに
音楽院側が連れ帰っていることは、メンデルゾーンと指揮者とごく一部の音楽院メンバーで
隠しきれるものではなくなり、その場にいた音楽院の者たちにも伝わり
いよいよメンデルゾーン(と指揮者)のやりようが表に出始めているかもしれない。
第6部-二人の姫は血と踊る †
アウラ・ゼーブ(アウラ姫) †
その他 †
イベント †
ベンチリー †
イベント「サメ世界より」に登場。幹部クラスの1人であり、サメをサイボーグ化した珍兵器「シャークマタ」の作者。口調から察するにおそらく女性。
伝説の人喰いザメを始めとするサメを次々とシャークマタに改造したは良いが、制御不能となり音楽院に共同戦線を提案してくる。
しかし、音楽院一行がサメを全て捕らえて始末する方針なのに対し、彼女は殺戮兵器としてシャークマタを更に改良して人を襲わせようと企てていた為に交渉決裂。
自身のオートマタと何匹か捕まえたシャークマタをけしかけて来るが、彼女の隠れ家にもどうやら暴走シャークマタが現れた模様。
けたたましい悲鳴、何かを食いちぎり噛み砕くグロテスクな音、そしてなにも聞こえなくなった通信から、シャークマタの餌になってしまったようだ。
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| | ネタバレ注意
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……と思いきや、なんと半死半生の状態で自分に手術を施し、サメ型のサイボーグ…すなわち、シャークマタそのものと化して復活。
人型サメ等のもはやサメですらなくなったシャークマタとついでに偉そうな事ばかり抜かしてなんの役にも立たなかった貴族という名の無能共を撃退した音楽院の前に立ちはだかり、世界をサメで埋め尽くす野望を高らかに語る。
が、無理やり改造したツケが回ってきて身体が言うことを聞かなくなってしまい、その隙を突かれて撃破された。
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元ネタは恐らくピーター・ベンチリー。サメ映画の金字塔とも言える「JAWS」の原作者。
名無しの幹部 †
イベント「ハコニワ=トロイメライ」に登場。得意分野は精神学で、シリェーニ・ラフマニノフ達を自身が作ったヴァーチャル世界に閉じ込めた。
ストレスや精神刺激によって感情を破壊した果てに何が残るのかを求め、彼女たちが抱えるトラウマや劣等感、マイナスの感情等を煽ろうと苦しめてきた。
しかし、彼女自身もかつてトマサら幹部格に自身の研究をバカにされイジメを受けていた過去があり、それを忘れようと必死に研究に打ち込み続けているところがある。
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| | ネタバレ注意
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彼女のアジトには誰もおらず、ただ装置だけが動いていたらしい。
恐らく、死してもなお機械に宿る残留思念……すなわち、亡霊として研究を続けていた可能性が高い。
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名無しの指揮官 †
イベント「ヴィエンナ大捜査線~”幸せの水”を追え~」にて登場。支配下に置いた村を脅し、危険薬物入りの水を作らせていた張本人。
レリィを捕らえ、バラバラに惨殺しようとしていた。
彼女はあわや指を切り落とされかけたが、ドビュッシーによって不意打ちを食らい、そのまま逮捕されたと思われる。
名無しの工作員 †
イベント「陰謀の前奏曲」に登場。シャルロワ転覆の為に裏工作を行っていた。
王室のメイドを騙して殺害したり、捕らえたラ・フェールを楽器に戻れなくした上で苦痛を与え続ける拷問を行っていたが、最後には音楽院の罠にハマり悪行が白日の下に晒される。
苦し紛れに愛機ゲンブローダーを出撃させたがそれも撃破されたので、機密保持の為に隠し持った拳銃で自害した。
レヴィのバイト先の店長 †
イベント「アインザッツは花の季節に」にて登場。レヴィ・オッフェンバックが働いていたお店の店長で、正体は文明ギルドのスパイ。
音楽院生になろうとしている彼女を利用し、音楽院の行動をギルドへリークし続けていた。
レヴィに対しても「自分に協力したようなものだから君は裏切り者として指名手配される」等と脅しており、彼女が自分を追い込む様に仕向けていた。
しかし、ユニアらの秘策、そしてレヴィ自身の決意により悪事をバラされ更に自分の逃避行を面白おかしく演出されることに憔悴し激怒。
最後は、三下悪役そのもののセリフと共にオートマタをけしかけて来たが、その後は語られていない。
おそらくメンデルスゾーンさんやアイリーンにこってりと絞られ、悪行を反省させられている事だろう。
4815162342番 / 未来トマサ †
イベント「時空をかける少女」にて登場。
パンドラの時空移動と過去改変によって出現したパラレルワールドである「オートマタが支配する未来」にて、強制労働に従事されられていた少女で、その姿は完全にトマサ。(立ち絵もトマサの使いまわし)
どうやらトマサの遠い子孫らしく、「4815162342番」というコードネームしか名前を持っていなかったので「未来トマサ」のあだ名で呼ばれることに。
立ち絵使いまわし故に悪そうな笑顔は浮かべているものの、性格はトマサとは違って真面目で大人しい。(機械に支配され、奴隷にされていたという事情があるが)
圧倒的物量で攻め込んでくる機械軍に対し、パンドラから「自分が居た時代からは少しだけ昔の楽器」であるエレキギターを託され、電撃と音楽魔法を用いて戦うパフォーマー・エレキのトマサとして力を貸してくれた。
先祖であるトマサも科学技術を悪用せずに真っ当に育てば、パフォーマーになっていたのかもしれない。
最後は、過去の世界へと帰還する一同に対しお礼と、人間がもう一度人間らしく生きていける未来を作ることを約束して見送ってくれた。
なおトマサ本人もわざわざ未来まで追いかけてレイドボス乱入してきたのは別のお話。
ヴィンチェンツァ・ガリレイ †
イベント「ステラーシンフォニー:f」にて登場。カヴァリエーリの「カメラータ」の一員であり、高名なリュート演奏者にしてパフォーマー。
……同時に、文明ギルド幹部ガリーの母親でもある。
姿は描かれていないが「皺の刻まれた顔」「長い白髪」という情報から、壮年~老年の女性と思われる。
しかし、老いを感じさせない「知性に溢れた瞳」を持ち「油断ならない雰囲気を纏う」をとも。白髪に関しては娘のガリーがプラチナブロンドなのか白髪なので生来の可能性もアリ。
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| | ネタバレ注意
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獄中の娘に会うために、カヴァエーリとステラを利用して音楽院内の捕虜収容所へと侵入、彼女の脱獄の手助けを行った。
母親としてガリーの事はちゃんと愛しているが、彼女の倫理と人権を踏みにじる研究や実験には失望している節もあり、複雑な思いで接している模様。
「彼女が変われるきっかけがあれば」と色々考えていたが、ガリー本人は音楽院へ復讐する事しか考えていなかったので、ガリー・キーパーの失敗作を渡してあえて突き放した。
本人も一度音楽院に牙を剥いた以上退かず、しかし決して諦めずに本命のガリー・キーパーと共に指揮者の前に立ちはだかる。
戦いを終えた後、深手を追ったが投降せず、母としての"バカ娘"への想いと音楽院への挑戦の言葉を残し、夜闇へと姿を消した。
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インクイジション・オートマタ †
文明ギルドによって発明された機械。
ゲーム中においては敵ユニットとして登場する。
名称はinquisition(異端審問)automata(機械人形、自動人形)の意。
音楽魔法を人工的に再現する小型オルゴール「オルゴールエンジン」を原動力とする。
基本的には殺戮を繰り返す意志なき殺人ロボットだが、機械じかけのカジノ(ゲームセンター)のギガイアス型ディーラーの様に、合成音声を用いて会話を行う個体も存在する。
知性の有無も個体差があり、ただ黙々と戦う存在もあれば、そこそこ流暢に喋り感情表現を行うものもある。
また、彼らの電子頭脳は独自のネットワークで相互通信を行っており、「電脳空間」と呼ばれる仮想現実にて機体の制御AI達が交流を行っている。
機械技術に明るいテル:ミー曰く、独自のプロトコルで会話をしている模様。彼女が電脳世界接続装置の精度を高めるまでは、意味不明かつ支離滅裂な言葉の羅列にしか聞こえなかった。
原動力が音楽魔法で動作するオルゴール故か、彼らのAIも演奏家や音精の様に音楽を好む者が多く、電脳世界にて演奏会やダンスを楽しんでいる。
各オートマタについてはオートマタを参照。
ボルボル君(仮) †
イベント「桜色ガヴォット」に登場。
ビフロンス(グノー命名)、コンダクター、指揮者(スプラ命名)とも呼ばれる。
ボルトタイプのオートマタで、オルゴールを動力にしている。
支援機で耐久力は低いが、周辺の物(オートマタに限らない)を強化する能力がある。
コメント †